当社は昭和44年設立以来「お客様に信頼していただける技術と管理」を経営理念として堅実な成長を遂げてまいりました。
昭和53年には本社工場を又、令和2年には第二工場を建設、最新の設備、機械を充実して、安全管理、品質管理、工程管理の上で、お客様のニーズにお応えすべく努力を重ねております。
特に熱交換器のリチュービングは最も得意とし、年間各種40,000本~50,000本のチューブ取替えを行っています。さらに技術力を高め、よりワイドな分野で活動を展開し、エンジニアリング・メーカーとしての飛躍を期しております。
21世紀の信頼できる企業を目指し力強く明日への挑戦を続けます。
熱交換器用材料はそれぞれ使用する流体の圧力、温度ならびに物理的、化学的性質によって最も適した材料を選ぶことが必要です。
熱交換器用材料はこれを金属材料と非金属材料とに大別でき、金属材料はさらに鉄鋼と非鉄とに分けられます。
熱交換器は石油精製・石油化学工業をはじめその他の各種化学工業においても広く使用されており、その用途も冷却、凝縮、加熱、蒸発および廃熱回収と幅広く、また、使用条件は容量、圧力、温度など広範囲にわたるため、用途に応じた多種多様の形式、構造があります。
修理作業のうち比較的むずかしいのはチューブの部分取替えが第一にあげられます。
チューブの取り外しに当たっては、
(1)拡管部のリーミング
(2)溶接部の除去
(3)チューブの抜出し
(4)新チューブの挿入
(5)新チューブの拡管(溶接)
の各作業がありますが、特に(3)~(4)についてはチューブシートに設けられたチューブ孔内面に縦傷をつけないこと、グルービングを傷つけたり磨耗させないこと、チューブ挿入時にはよく掃除することがきわめて重要です。